第39回日本腹部放射線学会
会長 藤井 進也
鳥取大学医学部 画像診断治療学分野
第39回日本腹部放射線学会を2026年6月5日(金)、6日(土)の両日、鳥取県米子市の米子コンベンションセンターにて開催いたします。
本学会は症例毎に画像と病理を詳細に対比し、腹部放射線学の本質を深く学べる貴重な場です。初めてご参加くださる先生方はもちろん、毎年楽しみにしてくださる先生方も多くいらっしゃいます。私自身もその一人です。特に思い出深いのは、2004年松本での発表です。自然退縮を呈した両側卵巣顆粒膜細胞腫を口演発表しましたが、清川貴子先生からの貴重なご意見、杉村和朗先生から頂いた温かい励ましは、その後の臨床・研究活動の大きな糧となりました。本学会は、こうした人との出会いや繋がりを育む場であると強く感じています。
開催地の米子は日本海の幸や雄大な大山を望める自然豊かな土地です。米子鬼太郎空港からは会場まで約30分、JR米子駅からは徒歩1〜2分とアクセスも良好です。ぜひ学会とともに、この地域の魅力も味わっていただければ幸いです。
例年の参加者は約400名ですが、今回は米子にちなみ、475名の先生方に47都道府県からご参加いただくことを目標としています。第39回だけに感謝の気持ちを込めて皆様をお迎えし、腹部放射線学の発展が花咲く実り多い会となるよう準備を進めて参ります。
皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。